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外壁塗装の期間は約10日?かかる日数と気になる疑問点
外壁塗装にかかる期間は?
屋根も一緒に塗装すると日数はどのくらいになる?
塗装工事中は臭いの不安や、洗濯物が干せないなどの不便があるから事前に知っておきたいですね。
外壁塗装にかかる日数と工程、気になる疑問点を取り上げて解説します。
現在、外壁塗装メンテナンスをお考えなら参考にしてください。
一戸建て住宅の場合…10日前後
外壁塗装の期間は一般的な床面積30坪程度の一軒家であれば10日前後かかるのが普通です。
屋根塗装も外壁塗装と一緒にされるケースが多いので、屋根塗装もあわせるとあと3〜4日必要です。
一般的な一戸建てなら、おおよその塗装期間は約2週間を目安にするのが適当でしょう。
また、洋風の建物と和風の建物では多少工事内容も変わり和風の建物の方が日数がかかることがあります。和風の場合外部に木材がたくさん使用されていることが多いので、付帯部分の塗装に時間と手間がかかるからです。
一戸建て住宅の場合、建物の大きさや規模、内容により塗装面積も変わるため塗装期間は多少なりとも伸びてしまうことも考えられます。
アパートの場合…2~3週間程度
アパートの塗装期間はその建物の規模にもよりますが、1棟6戸程度の大きさであれば2〜3週間程度が目安になってきます。
建物の大きさと外壁面積の大きさによって日数が変動します。
マンションの場合…1~2か月程度
マンションの塗装期間は、様々な規模の建物があるため一概には言いにくい部分もありますが、1〜2ヶ月程度は見た方が良いでしょう。
全てはそのマンションの建物の規模によりますのでご相談ください。
街の外壁塗装やさんでの実例
様々な建物での実例をご紹介します。
※施工内容、塗装方法、職人数などがそれぞれ違います。目安の期間としてご参考にしてください。
2階建て住宅
施工期間 | 20日間 |
2階建て住宅(2軒分)
施工期間 | 1ヵ月 |
3階建て住宅
施工期間 | 14日間 |
3階建て住宅
施工期間 | 3週間 |
3階建てアパート
施工期間 | 3週間 |
アパート2棟
施工期間 | 2棟で1ヵ月 |
倉庫
施工期間 | 14日間 |
それでは外壁塗装と屋根塗装の具体的な工程と日数をみていきましょう。
ご契約、工事着工までにかかる期間
お問合せをいただいてから現地調査に伺い、通常、数日~1週間程度でお見積もりをお出しいたします。そこからご契約に至るまで、お客様によって様々ですが、1か月以内には決める方が多いように思います。
ご契約後に色決め、そこから塗料などの発注、人員の確保に入りますので、塗装工事まで数週間程度の期間が必要です。
実際は、契約から1ヵ月後程度で着工ということが多いですが、混んでいる場合にはもっと遅くなるかもしれません。
逆に、もっと早くに塗装を開始したい!ということであればご相談ください。
問い合わせをされてから塗装工事が始まるまでにも意外と日数がかかるものなので、まずは早めにご相談いただくのが良いでしょう。
工事着工後の工程
外壁塗装・屋根塗装を同時にしたときには以下の日数がかかります。業者の休業日などを考えると期間としてはもう少し長くなりますね。
外壁塗装・屋根塗装に絶対必要な足場の仮設を1日目に行います。
塗装職人が安全に作業するためのものなので無くてはならないものです。
この日は金属同士のぶつかる音が騒音となりますがご了承ください。
1日かけて、足場、そして飛散防止のメッシュシートを設置します。
次の日から、外壁や屋根の高圧洗浄です。
高圧洗浄機のエンジン音が大きな音となってしまいます。
また、高圧洗浄の作業中は水が飛散する可能性があります。お施主様と、近隣の皆様にも洗濯物は外に干さないようお願いしております。
乾くのを待って次の日からは下地処置です。
外壁も長い間経過すると軽微なひび割れや傷、コーキングの経年劣化が見受けられるようになります。塗装をする場合はまずその補修をしなければなりません。
クラック(ひび割れ)があれば補修をし、またほとんどのお住まいでコーキングが劣化しているので打ち替えます。
そして、ケレンや目荒しによって、塗料がきれいに密着する塗装面を作るのが下地処理です。
また、窓周りや玄関ドアなど塗料が飛び散ってはいけない場所に、ビニールや養生テープで養生を施します。養生を行うと基本的に窓は開けられなくなります。
屋根や外壁の塗装は3回塗りが基本です。
多くの塗料は塗布してから数時間以上の乾燥時間が必要なので、下塗り、中塗り、上塗りをそれぞれ1日ごと行うのが普通です。
この日から塗料を使うので臭いが発生しますが、屋根塗装の臭いは上に放出される傾向にあります。
外壁も下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをいたします。
水性塗料が主流になり臭いが少なめとはいえ、全く気にならないということはないでしょう。
しばらくは換気や洗濯物干しが自由にできずご不便をおかけします。
付帯部とは破風板、鼻隠し、幕板、雨樋など外部にある屋根と外壁以外に付随するものをいいます。それぞれの付帯部も日常的に雨風にさらされているため塗装が必要です。
また付帯部の塗装をすることでお住まい全体が塗り替えられ新しいイメージになります。
施工した部分を最終チェックし塗り残しや色むらなどが無いかを確認して仕上げます。
最後にはお客様にも仕上がりをご確認いただき、お引き渡しとなります。
足場を解体、清掃し終了です。
長い期間、ありがとうございました。
以下のような要因で外壁塗装の期間が長くなります。
しかし事前に計画しお見積もりをお出ししますし、雨が続いて期間が延びたからといって後から追加料金をいただくことはありませんのでご安心ください。
天候の影響
塗装工事は外部の作業と塗料を使用するため天候に左右されることはよくあることです。
雨天が多い梅雨時や夏の豪雨など季節によって塗装期間が延びてしまいます。
少しでも期間が延びると都合の悪い方は雨の多い季節を避けて外壁塗装を依頼するようにしましょう。
下地処理(補修)が多い
塗装期間が延びる原因には、塗装前の補修があります。どのような外壁でも塗装前の下地処理や補修はいたしますが、劣化が著しい建物ではそれにかかる時間も多く必要になりその分日数がかかります。
補修しなければ塗装の工程へと進めないので補修に時間がかかってしまって多少期間が延びることがあります。
併せてその他の工事をする
塗装と一緒にベランダ防水メンテナンスをする、庇の板金を取り替える、などその他の工事を同時に行えば期間も長くなることがあります。
しかしせっかく足場を仮設する機会ですから、その時にしかメンテナンスできない場所は同時に工事してしまった方が賢いといえるでしょう。
塗装期間を短くすることはできません!
「外壁塗装をもっと早く済ませたい!」
しかし上記でご説明した一般的な塗装期間より極端に日数を減らすことはできないのです。
高圧洗浄の後、下塗りの後、中塗りの後など、次の工程に移る前には適切な乾燥期間を設ける必要があります。それを守らずに塗装してしまうと、剥がれや膨れなど後々の不具合につながってしまいます。
外壁塗装の期間は何かとご不便をおかけしてしまうので心苦しくはありますが、どうかご協力いただきたいと思います。
外壁塗装の期間中は不便を要することがあるので注意点をご案内します。
洗濯物が外に干せない
まず、洗濯物を通常外やバルコニー、ベランダなどに干されている場合は洗濯物を外に干すことができません。
塗装期間中は室内干しをしていただくか乾燥機を使っていただくか、もしくはコインランドリーで洗濯から乾燥までしていただく必要があります。
休日で工事を行っていない場合は外に干していただいても結構です。
窓が自由に開けられない
基本的に塗装工事中はいつでも自由に窓が開けられるわけではありません。
窓や玄関ドアは塗料がかからないように養生をしてあります。塗装期間中全く窓が開けられないわけではありませんが、好きなタイミングで開け閉めができないということです。
上記でご案内した期間のうち3分の2の日数は窓を自由に開けられません。そのため部屋の換気ができません。キッチンやお風呂などの換気扇で換気をまめにすると良いでしょう。
また、養生と足場のメッシュシートで部屋が少しですが暗くなります。
臭いがする期間は塗装中とその後1~2日程度
塗装の期間中はどうしても塗料の臭いが気になります。
しかし実際に臭いが気になる期間は塗装をしている日とその後1〜2日程度です。塗装期間2週間ならその間ずっと臭いがあるわけではないのでご安心ください。
最近では水性塗料を求めておられる方も増えています。
水性塗料は油性塗料と異なり揮発性物質を使用しないため臭いを抑えることができます。
ずっと家にいなくてはいけないの?
塗装工事期間中、ずっと在宅してなければいけないのか?というご質問もよくいただきます。
結論を申し上げますと、お留守でも問題はありません。
例えば、朝ご挨拶をしてお出かけいただき、後ほどその日の作業をメールで報告といったことも可能です。
数日家を空ける、遠方なので立会できない、という方もご相談ください。
塗装前、塗装期間、塗装後によくある質問をまとめました。外壁塗装をご検討中なら必見!必ずお役に立ちます。
ご説明したように、雨の日や、雨の予報がある日も外壁塗装はできません。
なるべく塗装期間を短くしたいなら、梅雨や台風シーズン、地域によっては降雪が多い時期は避けた方が良いですね。
ただし、皆さん良い季節に塗装を行いたいと思うので、春や秋は外壁塗装の人気時期でもあります。早めにご相談いただかないとご希望の時期に施工ができないこともあるでしょう。
結局業者選びに長い期間を費やしストレスになってしまっては本末転倒なので、よほどの理由がなければこだわらなくても良いかもしれません。
私たち塗装業者は、天気や気温でどうしても塗装できない日以外は毎日塗装工事を行っています。経験から、気候に合わせた塗装をしていますので、お任せください。
塗装業者を探す際には、雨の日の対応、換気や洗濯物についてなど質問して、配慮ある対応をしてくれそうな業者を探すのがベストです。
街の外壁塗装やさんでは、無料点検にてしっかりと外壁やお住まいの状態を確認します。そのうえで、必要な工程は事前に確認し、工事期間のスケジュールを立てます。
かかる日数、その期間の過ごし方など、ご不安なことがあればご質問ください。
また、どうしても都合が悪い期間や、「この日までに間に合わせたい」などのご要望も早めにお伝えください。可能な限り考慮いたします。
かかる日数と気になる疑問点まとめ
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一般的な住宅の外壁塗装にかかる期間は10日程度です
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アパートなら2~3週間、マンションだと規模にもよりますが1~2か月程度期間が必要です
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屋根塗装と外壁塗装を同時に行うと+3、4日日数が必要になります
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ご契約から着工までの期間も考慮して早めにお問合せください
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雨の日や雨の予報がある日は塗装できませんが、それを理由に後から追加で費用がかかることはありません
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塗装工事の期間中は、洗濯物が干せない、窓が開けられないなどの不便が発生します。配慮ある対応をしてくれる業者を選びましょう